健全な水循環系をめざす 鶴見川流域水マスタープラン
2015/03/26
鶴見川は、川幅が狭く、くねくねと曲がっていたことから、昔は大雨が降ると、よく洪水を起こす「暴れ川」と呼ばれていました。
昭和40年代以降、急激に都市化が進みました。
開発により、地面がコンクリート等で覆われると、降った雨は地中にしみ込むことが出来ず、一気に川へ流れ込むようになります。昭和40年代以降の水害は、この急激な都市化が原因といわれています。
そのため、自治体と連携して流域全体で総合治水対策を実施してきました。
一方、都市化の影響は、水害だけでなく、水の汚れや森や緑地の減少など様々の問題も発生してきました。
これらの問題を解決するために平成16年に策定されたのが「鶴見川流域水マスタープラン」。
この「水マス」に沿って、都市の暮らしが原因で失われてしまった「健全な水の循環」を取り戻す取組みが行われています。
このビデオでは「水マス」の紹介、温暖化による集中豪雨など新たな課題への対策などを紹介していきます。