海の公園で、ドローンと連携した災害対策訓練を実施
横浜市金沢区の海の公園で、津波発生を想定した被災者救出の訓練が、2018年5月25日に行われました。
今回の訓練では、金沢区に拠点を持つDJIドローン代理店、セキドと協定し、同社の所有する赤外線カメラ付きドローンで、上空から被災者の体温から位置を把握し、救助指揮を行うという、日本では先駆的な救命訓練となりました。
当日の詳細なレポートが海の公園HPに掲載されています。
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/details/18052602.php
海の公園管理センター付近、砂浜および海上で行われた訓練は、関東地方南部で大地震が発生し、金沢区内で大規模な津波が発生したとの想定のもと、被災者の救出を目的とした金沢警察署、第一機動隊、金沢消防署等と連携した訓練です。
管理センターテラスから飛び立ったドローンは、上空から望遠レンズ付き赤外線カメラで被災者の体温を検知することで被災者の位置を把握。
その映像をみながら、救助指揮を行いました。
風の強い日でしたが、安定した飛行をみせていました。
また、救助隊員が、遭難者に「もうすぐですからね!!」などと声をかけ続ける姿に、励まし続けることが救命にも必要だということを教えられました。
参考記事
DJI、ドローンが2017年に65人の人命救助に貢献--18人は赤外線カメラで発見