三浦富士から武山へ

2017年2月20日 17:17

投稿者: 橋本@横浜市民放送局

自然の中を歩きたい、季節を感じたい、美味しいモノを食べたい、温泉に入りたい、という欲張りハイキング。

三浦海岸の神津桜が満開ということで、三浦富士から武山、三浦海岸というコースを歩いてきました。

 

京浜急行「津久井浜駅」に着いたのは10時頃。

駅からしばらくは、三浦野菜の畑の間を進みます。今はキャベツの収穫期のようです。

三浦半島というと、海産物のイメージが強いかもしれませんが、三浦大根等、良質な野菜の産地でもあるのです。

 

馬頭観音が集められている団地のようなコンクリートの祠(?)で、道中の無事をお願いし、山道へ向かいます。

 

三浦富士は、標高183mと、さほど高くはないのですが、海岸駅からの歩きなので、高低差は結構あります。

ちなみに、三浦富士は、海岸方面から仰ぎ見ると富士山のような形にみえることから、三浦富士と命名されたそうです。

山頂は、津久井浜駅そばの浅間神社の奧宮となり、祠や石碑が祀られています。

三浦海岸の砂浜や、富士山も望むことができます。

 

ここから武山まで、ご婦人方のグループと抜きつ抜かれつつの尾根歩き。

 

砲台山は、旧日本軍が昭和初期に建造した高射砲陣地跡。

周りは樹木に囲まれ、眺望はありません。

 

左右に、東京湾と相模湾方面を眺めつつ、武山へ。

 

武山は、沿岸漁業者にとって、漁場を定め、港の方向を知る目印としてあったことから、山頂の武山不動尊は、航海安全の浪切不動として厚く信仰されているそうです。

展望台からは、房総半島から太平洋まで望むことができます。

5月には2000本以上のツツジに覆われるそうです。

 

武山からの下山道の途中に、富士山の眺望スポットがあります。三浦半島の町並みと相模湾越しの富士山がきれいです。

 

2017年2月15日撮影