第1回横浜トリエンナーレの巨大バッタ

2014年10月22日 20:11

投稿者: ootahara

2011年に開催された第1回横浜トリエンナーレにて、横浜市西区みなとみらいのインターコンチネンタルホテルの外壁にぶら下がった状態で展示された椿昇と室井尚によるアート作品「インセクト・ワールド―飛蝗」が東京のアートイベントで2日間限定で久しぶりに展示されると聞きました。大きいものに目が無い私としては、このバッタはどうしても見逃せなくて、2014年10月19日(日曜日)に京浜東北線で行ってみました。
痛みが激しくて、飛ぶことはおろか、静止状態でも完全な形を保つことすら困難なコンディションとの説明でしたが、約35メートルの巨体はなかなかに迫力でした。
現在開催中の横浜トリイエンナーレ2014では、これに匹敵する何かがマークイズみなとみらいと横浜市美術館の間にいます。展示期間は11月3日までですので、お早めにどうぞ(トリエンナーレサポーターとして宣伝)。

アートイベントの公式ホームページ
http://www.kanda-tat.com/

アーティストトークが有ったのですが、作者の椿昇と室井尚は、この作品で自宅を売り払わないと足りないほどの借金をそれぞれ背負ってしまったそうです。つい先日、お二人とも、ようやく完済できたと喜んでいました。それを聞いて、高額の取引を行う場合は、複数の見積もりを取って、詐欺師にひっからないように気を付けないといけないと私は思いました。