平成30年度最優秀賞は、横浜市民ミュージカルに授与されました!
神奈川県では、文化芸術の魅力で人をひきつけ、地域のにぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー、略して「マグカル」の取組を推進しています。
その取組の一環として、「地劇※(地元の伝説や民話などを題材に盛り込んだ、地域色豊かな劇)ミュージカル」の公演を支援するため、公開コンペを開催します。
このコンペは、市民ミュージカル団体等に発表の場と他団体との交流の場、そして専門家のアドバイスを受ける場を提供することによる、ミュージカル人材の育成を目的としています。
また、題材に地元の伝説等を用いることで、演じる人々や鑑賞する人々に、地域の歴史を学ぶきっかけを作り、地域への愛着を育て、地域の活性化に繋げます。
さらに、これを一般に公開することにより、県民の文化芸術の「鑑賞機会」や「参加機会」の充実を図ります。
- 開催日
- 2019年3月17日(日)
- 時間
- 14時00分~
- 会場
- 神奈川県立青少年センター(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-1)
- 申込
- tvkチケットカウンター TEL:045-663-9999
(平日10:00~15:00)
平成30年度の様子
出演団体
(1)演劇ユニット メルシーライオン(横須賀市)
2015年に発足しました。横須賀で活動しているユニット劇団です。年に1度、5月のゴールデンウイークに、横須賀市立青少年会館にて定期公演を行っています。参加者はその都度募集して上演しています。
古典戯曲をベースに作品を選び、オリジナル楽曲、生演奏や生の効果音を用いた公演を行っております。
(2)東海道区民ミュージカルユニット(横浜市)
2015年に 劇団ひこばえ と 神奈川区民ミュージカル実行委員会 を1つにした福祉教育団体です。会員制ではなく、その都度参加者を集めて、ミュージカルを参加者全員で制作する団体です。固定の稽古場は無く、地域の地区センターや地域ケアプラザなどを活用して稽古しています。プロの専門の先生や学校の先生が講師陣(スタッフ)です。お気軽に参加下さい。
(3)横浜市民ミュージカル(横浜市)
“ドラマの眠る街 横浜”をキャッチフレーズにオリジナルミュージカルを上演し続け、今年で13回目を迎えた横浜市民ミュージカルです。今年は公募にて老若男女82名の出演者が集まり1月27日に『空飛ぶ絵師の贈り物』を上演。本コンペは、そのダイジェスト版です。
横浜浮世絵の第一人者“空飛ぶ絵師”と呼ばれた五雲亭貞秀。時は現代の浮世絵展。佐久間は貞秀の絵『横浜新開港図』に心を奪われる。「生きること」の大切さをテーマにした物語です。
審査員
1)横内謙介 劇作家・演出家、劇団「扉座」主宰
2)田窪桜子 演劇ジャーナリスト・演劇プロデューサー
3)森下真樹 振付家・ダンサー、森下スタンド主宰
4)中屋敷法仁演出家・劇作家、柿喰う客・代表